出前活動



報告  新宿区立牛込第二中学校担当   中矢征子

                平成18年7月14日(金)
                      午後1:30〜2:20
                           セーフティ教室
   

1学年  連れ去り防止訓練     牛込警察署
2学年  サイバー犯罪防止教室  牛込警察署
     3学年  薬物乱用防止活動  新宿区更生保護女性会
                 講師  東京都薬物乱用防止指導員
                               坂本 悠紀子
                        (同) 井戸 久夫(薬剤師)

ビデオ「ドラッグの真実」 (あなたはドラッグのリスクを知っていますか?)  


いろいろなところで誘惑のある過程の説明と、一回位なら大丈夫と安易に使用すると、不安が消えて何でもできる気分になる。薬物が切れた後は一層不快な気分になるために再度の使用という悪循環をくり返し中毒になっていく。一生苦しいリハビリに励んでも治ることはない。

井戸先生のお話  
薬の怖さは最初に得た快楽を二度と味わえない事である。薬物の乱用は脳を壊し、身体を壊し、精神障害が起き、学習能力が低下する。自分だけよければ人に迷惑をかける事は構わなくなり、幻覚や妄想が起きる。成長への悪い影響があり、最後に命も奪われる。
医者の薬も決められた量を決められた時間に飲まないと危険であり、使用目的を外れた使い方を乱用という。薬物乱用は心を殺し、脳を殺し、最後は命を奪われる。
三年生は真剣に聞いていたので、絶対に手を出さないと心に誓ったと思う。



      
 

「セーフティ教室」の報告     今井 茂子

厚生労働省の「薬物乱用に関する全国中学生意識・実態調査」では、安易な薬物入手環境は依然として厳しい。
牛込第二中学校に於いて、薬物・ドラッグのビデオと現況説明につき第三学年生徒と共に学習させていただいた。
街での売人からの誘惑、或いは友人、知人から単なる興味本位で経験する薬物現場の余りの身近さに愕然とした。
今後、中、高生の薬物乱用防止の啓発、教育に更なる充実が急務である。より高い指導効果を目指し、学校、諸先生方のご協力を仰ぎながら生徒用教材の工夫と充実、ビデオ学習、質疑応答等、現場教育機会の拡充と頻度が必須であろう。平行した水際作戦として現役中学校生徒の先輩にあたる有職、無職の地元少年の啓発活動も待たれるところである。
家庭を含めた地域社会で、関連諸機関との連携に依る地道な活動の重ねが、現在強く私共に求められている。






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